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春の草花で花遊び

 桜の花もすっかり散ってしまい暑いと感じてします日もありますね。

 フェアビアンカ熊取教室近くには桜並木があります。

 ちょうど花吹雪が吹いていたころ、たぶん幼稚園ぐらいの年頃の子供さんが雪やこんこんの歌を歌いながら歩いていました。あまりにもおかしくて吹き出してしまいましたが、子供には雪が降っているように見えたのですね。

 

春の花で風が通り過ぎるような雰囲気 にいけてみました

 

 使った花材は、コデマリ、ビバーナム、クリスマスローズ、チューリップ、銀葉グミ、スカビオサ、カーネーション、グリーンベル、アグロスペルマ、ルピナスとたくさんの種類の花を使ってみました。

 色目は、ピンクと白、グリーンたくさんの色は使わずに今回色はピンクだけ。白とグリーンは花の色合わせでいうとモノトーンになります。

 

 

 

 今回の花遊びに選んだ花器は、黒のエッジが効いたバスケット型のものです。小さなタンブラー型のガラス器を6つ使われています。各々のグラスに水を7分目まで入れています。

 

 花を入れる際には、必ず花器6分目程度に水を入れておいてくださいね。7分以上入れると花の体積で水があふれてしまう場合もあるので6分目程度まで入れておいてあとは足らず分だけ入れるのが合理的ですね。

 

 

 こちらの花器を使うときのコツは、6つあるガラスに一つずつ花をいれるとは考えずに一つの黒のワイヤー型の花器に花を入れると考えて入れるほうが入れやすいですよ。

 

 まずは、線の花が留まりやすいようにもさっとした葉の銀葉グミから入れます。銀葉グミを入れたら頭の大きい花のチューリップを入れていきます。この二つを先に入れることで後で入れる花が留まりやすくなり倒れたり傾いたりしにくくなります。

 

 

 今回は、もさっとした葉の葉や花のたくさんついたものから先に入れました。なぜかというと花留めの役割を花と葉でしてもらいたかったからです。あとから入れる線の細い花を葉や花に絡ませたりして花をしっかりと立たせています。スカビオサ、クリスマスローズ、コデマリといった作品に欠かせない主役の花をグリーンに絡ませたり支えたりさせながら入れていきます。

 

背の高い頭の小さな花を最後に入れて、 春風が通り抜けるかのように入ったら完成です。

 花と花が隣り合わせになくても寂しそうな感じはなく、春の風が通り抜けていくかのように入っていますね。

 

 

グリーンベル、アグロスペルマといった小さな花がいい仕事してくれていますね。

 

 

 

 

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