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(2023.03.26)
(2023.02.03)
京都祇園四条、大阪・心斎橋、熊取でパリスタイルのフラワーアレンジメント教室フェアビアンカを主宰しております。中島知子と申します。
パリスタイルとは、パリにはたくさんのお花屋さんがありますが、その中でもハイセンスなパリのお花屋さんスタイルのことです。パリスタイルのよさは、花そのものの美しさを存分に引き出せること。そこにお花の色、形、質感などがうまく組み合わされば、 その存在が空間を彩り、人によい影響を与えてくれるのです。
もちろん、同じパリスタイルであっても、花を扱う人によってテイストは変わります。私はどちらかというとシックで、くすんだ色彩の花たちをアレンジするのが好きです。
お花は人の感覚に訴えるものですから、自分に一番しっくりくる「それぞれのパリスタイル」を見つけていただきたいと思っています。私自身、パリスタイルのお花を始めたことでいろいろな世界が広がり、センスアップできました。もちろん、オシャレなパリの街も大好きです。
一緒に、パリスタイルで花のある暮らし始めてみませんか?
三寒四温の気候で暖かさと寒さが交互にやってくる気候になりました。
少しずつ暖かく感じられる日が長くなり、季節が移ろっていきますね。
3月8日は、「国際女性デー」でイタリアでは「ミモザの日」と言われています。フェアビアンカは、ミモザを2種類使ってブーケを束ねました。
使った花材は、ミモザ、赤葉アカシア(国産のミモザはアカシアと言っています)、トキワガマズミ、ダリアのカフェオレです。
大輪のダリアカフェオレをいかしてゴージャスなブーケに束ねました。ミモザの黄色の花とトキワガマズミの赤いつぼみ、赤葉アカシアとの色の対比が面白いです。グリーンの花器を使ってブーケのボリュームとのバランスを取っています。ミモザのモフモフとした花、トキワガマズミの粒粒のつぼみ、今にも咲きそうな赤葉アカシアのつぼみ。同じ丸い形でも質感の違いがブーケの空気感を出してくれました。
(2023.03.01)