(2024.02.25)
(2024.01.28)
京都祇園四条、大阪・心斎橋、熊取でパリスタイルのフラワーアレンジメント教室フェアビアンカを主宰しております。中島知子と申します。
パリスタイルとは、パリにはたくさんのお花屋さんがありますが、その中でもハイセンスなパリのお花屋さんスタイルのことです。パリスタイルのよさは、花そのものの美しさを存分に引き出せること。そこにお花の色、形、質感などがうまく組み合わされば、 その存在が空間を彩り、人によい影響を与えてくれるのです。
もちろん、同じパリスタイルであっても、花を扱う人によってテイストは変わります。私はどちらかというとシックで、くすんだ色彩の花たちをアレンジするのが好きです。
お花は人の感覚に訴えるものですから、自分に一番しっくりくる「それぞれのパリスタイル」を見つけていただきたいと思っています。私自身、パリスタイルのお花を始めたことでいろいろな世界が広がり、センスアップできました。もちろん、オシャレなパリの街も大好きです。
一緒に、パリスタイルで花のある暮らし始めてみませんか?
1月は行き、2月は逃げ、3月になりました。
日本の花が一番美しいとされるのが1月から3月の3か月です。花市場には、たくさんの春の草花や花の枝ものがあり選ぶのに迷ってしまうほどの豊富さです。「あれもこれもいい。」と手に取っていくととんでもないことになってしまうので要注意です。
今月は、クリスマスローズ、ラッパ水仙、ときわがまずみを使って小さなブーケを束ねました。
クリスマスローズ、ラッパ水仙は丈が短い草花です。花もまっすぐに上向きに咲いているわけではなくどちらかというとうつむきがちです。そんな花の咲き方をどうすれば花を生かして束ねられるか考えながら束ねました。下を向いているものはそのまま垂れ下がるように作りました。
春の白とくすんだピンクの組み合わせのブーケが、かわいいを卒業した大人のあなたに届きますように。
Fair Biannca フェアビアンカ 中島 知子
(2024.03.01)