お花と花器の関係,お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし

一足早く室内で桜を楽しむには。

この冬は殊の外寒くて長い冬でしたね。ここ1週間であっという間に気温が上がって春が来た!とばかりのお天気が続いています。

 

男前な雰囲気で入れてみました。

 

 花屋さんの店頭では、12月末ごろから桜を見かける時がありますね。こんな寒いのにどうして桜があるのかと不思議に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、啓翁桜や緋寒桜といった品種の桜です。お花見の桜はほとんどがソメイヨシノと品種が違いますね。

 

 こちらは、桜の枝を1本そのまま花器に投げ入れで入れたものです。だいたい花器の長さの2倍くらいの長さで入れるのがバランスが良い長さと言われています。こちらは、少し長めに切って入れています。

 

 1本の枝をそのまま投げ入れするときに注意する点は、花の重みに耐えられる花器を選び花を入れた時に転倒しないように入れることです。花器の口の大きさはあまり大きいと大きく倒れるので、立てて入れるにはできるだけ小さいものをフェアビアンカはお勧めします。

 

 

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 テーブル等の上に置くと室内でのシンボルツリーにもなりますね。

 

省スペースで楽しむには

 

 こちらは、背の高い桜を置くスペースがない場合には、低く切り分けた桜を入れています。

 

 花屋さんで桜を買うときに背の高いものを入れるスペースがない旨を伝えると細い枝のものを選んでもらえます。1本の枝を花器の長さに合わせて(花器の長さの1.5倍くらい)切り分けてい一つの花器に数本入れるとボリュームが出て花を楽しめますね。1本の枝には枝がたくさんついているので切り分けて使うと意外にボリュームが出ます。いくつかの花器に分けて入れ、トレー等の上に置くと華やかになりますね。

 

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 ご自宅で仕事をする方も増えているのでデスクの上に先ほどの一輪挿しを置いてみるのはいかがでしょうか?机の上がいっぱいだから倒してしまうかもという方には、ペン置き等のトレーの上に置いておくと万が一ひっくり返した時にも水びたしになることは少ないと思います。

机の上がいっぱいだからではなく、花があると意識して机の上の整理整頓を心がけられますね。

 

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 少し早いお花見をご自宅で楽しんでみてくださいね。

 

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