お花と花器の関係,お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし

花瓶に入れる水はどうしたらいいの?

 先日から花のある暮らしを始めたいと考えている初心者さん向けに基本的なことをお伝えできればと書き始めました。

 

 既に花のある暮らしを続けられている方にもお役に立ててくださるように書いています。花に関するこんなこと知りたいのにどうやって調べたらいいかわからないといったことがあれば、ブログにコメントやお問合せをくださいね。

 

 ブログの記事に書いてお返事していきたいと考えていますので質問をどんどん下さい、よろしくお願いいたします。

 

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花をもらったけど自宅に持ち帰った後はどうしたらいいの?

 

 春は異動が多いシーズンで、花束をもらって家に持って帰ってきたけどこのあとどうしたらいいのかわからない、という方はいらっしゃいませんか?

 

 ラッピングされた花束にも花が水を揚げられるようにおしめりの処理をされているはずです。しかし、そのお湿りはあくまでも花束を持ち歩く時間の間だけ水が揚げられればという前提の下で処理されているだけなので、自宅に戻られたらまずはラッピングをほどいてください。もちろん、お湿りも外してあげてくださいね。

 

 花束は花屋さんがそのまま花瓶の中に入れて楽しめるように束ねてくれているので束ねてある紐はほどかずにそのまま花瓶に入れるのはOKです。

 

花瓶に入れる水はどうしたらいいの?

 

 花瓶には、花束を入れる前には花瓶の6割程度の水を入れてください。そして、花束を入れてすべての茎が水に浸かっているかどうか確認します。浸かっていなければ水を足してください。また満タンに水を入れてしまうと水の湿り気で花が蒸れて傷みやすくなってしまうので少し余裕がある程度に入れてくださいね。

 たっぷり水を入れても転倒しそうであれば、花のボリュームと花瓶のバランスが取れていないので別の花瓶に移し替えたり、花の量を少なくしてもう一つ別の花瓶に入れてあげてくださいね。

 

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花瓶に入れる水は、どんな水にすればいいのか?

 

 水道水で十分です。ただし、5月半ばから10月半ば辺りまでの水道水の温度が高くなる時期には、温度を下げて入れたほうが花のもちはよくなると思います。ただし、冷蔵庫で冷やしていたような水には入れないでくださいね。手に触れてひんやりする程度の温度がよいと思います。

 氷等で水を冷やす場合でもひんやりする程度までさがったら、氷等を取り除いて使って下さいね。

 

 水の温度に関しては、地域や住居形態によって差があるので手に触れてみて水がぬるいと感じられたらひんやりする水を使ったほうがよいと考えてください。

 

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花瓶の中の水はいつ頃交換すればいいのか?

 

  花瓶の中の水はできれば毎日替えるのがベストです。寒い時期だと水が傷みにくいので毎日でなくても大丈夫です。

 なんとなく水が濁っていると感じたら必ず交換します。その際には、花瓶をスポンジ等で洗いすすいでください。同時に花の茎もヌルヌルしていたら花器を洗うのに使ったスポンジ等で軽く拭くように洗ってあげると水が傷みにくくなり、花も長持ちしやすくなりますね。

茎の切り口が変色していたらその部分を切ってあげると完璧です。

 

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