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暑いシーズンには果物や実のものを使ったフラワーアレンジメントを楽しんでいます。
2023年7月17日4:06 PM カテゴリー:お花と花器の関係,花のある暮らし
もう少しすると夏休みが始まりますね。
夏休み前からずーっと暑いので早く涼しくなってほしいと今から願っているフェアビアンカです。
熟していない果物を使って楽しんでいます。
この季節には生花は長持ちしにくいので花は入れないという方もいらっしゃるかとは思いますが、こういう時には熟していない果実を使ってみませんか?
果実を使うといつもとは違うアレンジができて、これはこれで楽しいですよ。フェアビアンカに初めてレッスンに来られた方は、果物を花材に使うのが初めてでとても驚かれたり、喜ばれたりと様々でその姿を見ている私も楽しくなってしまいます。
今回使うのは、サンキライ、リンゴ、ブドウです。
こちらの花材はすべて生花市場で売られているものばかりです。サンキライはクリスマスの頃には実が真っ赤になっているものを使いますね。念のため今回使うものは食べられません。
1.お水を入れた小さな花器を大きな花器の中にセッティングします。そしてリンゴを小さな花器の周りにそれが隠れる程度に入れます。
2.リンゴを入れ終わったら、次はブドウを大きいほうの花器の中や花器の縁から垂れ下がるように入れます。ブドウの実を大きい方の下記の縁に掛けるように入れるといいですよ。
3.最後に水の入った小さな花器にサンキライの枝を入れます。サンキライは、お水に付けて置くと実がしわしわになりにくいですし、お水につけたほうが長持ちします。サンキライの枝ぶりを見ながらどちらに持って行くと自然に見えて花を活かせるか考えます。
4.完成!
サンキライの蔓の垂れ下がる特徴を活かしました。緑色ばかりですが、暑い季節には爽やかに感じられますね。ほんのりと赤く色づいてきたリンゴの実もかわいいですね。
バランスの良い花器をお持ちでない方は、別々の花器に入れてギャザリングで楽しむこともできますね。
サンキライの蔓の曲線を楽しんでくださいね。
暑い季節にはグリーンを見るだけで涼しげな気持ちになりますね。
鬼灯(ほおずき)
お盆前になると出回る鬼灯(ほおずき)。関西ではお盆は8月ですが関東地方では7月にお盆を迎えると聞きました。なので関西にも7月に入るとあまり多くではありませんが、ほおずきが出回ります。
こちらは、ほおずきを二本茎を1本にまとめて広がらないように入れました。茎が離れないように入れると1本の枝のように見えてほおずきの実や葉が少なくてもたっぷりのボリュームのように感じられますね。足元に外したほおずきの実を置くとそれだけでストーリーが感じられます。
こちらは、コンポート型の花器にリンゴ、ブドウと一緒にほおずきの実を盛ってみました。コンポートに水を入れずに果物を盛るように入れてみました。ガラスの花器なので外から実のものが透けて見えるのがまた楽しい。もちろん、水は入れていません。
暑い季節でも色々な花材を使って楽しめるのがパリスタイルの花です。
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