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花図鑑 モナルダ

先日、市場に仕入れに行ったときに私が初めて見る花がありました。

 

しそ科の多年草 モナルダ

 

 私の好きな淡いラベンダー色で小さな花びらが一枚ずつ糸のように四方に出ています。葉を見てみるとテッセン(クレマチス)とよく似た葉でした。額の色までも淡いラベンダー色で花びらと同じように美しい。

 

 早速調べてみると別名タイマツバナ、ベルガモット しそ科の多年草です。現在は、品種改良が進んでいてまとめてモナルダ(monarda)と呼ばれているようですね。

 

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 フェアビアンカは、モナルダをほかの花は使わずにグリーンのみで合わせて入れてみました。モナルダが優しい雰囲気の花なので少しずつ寄せ集めた軽い感じのグリーンや小ぶりのハーブ類と一緒に束ねました。グリーンの中に淡いラベンダー色がポイントになって涼しげですね。

 

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 それぞれ違う花器に入れていますが、花器の質感や色がよく似たものを選ぶと統一感が出ます。あまりにも違うものを選ぶと違和感を感じてしまいますが、スタイルや材質を揃えるのが大切です。ギャザリングで花を飾る時には、花器の形状、色、質感を揃えるのがポイントになってきますね。そして、どこかで抜け感を作るとキチッと感がなく楽しめますね。

 

 パリスタイルの花は、この抜け感がとてもよい仕事をしてくれますね。私がパリスタイルを学んだ先生はよく遊び心と教えてくれました。フランス人はこの遊び心をすべてに持っている国民性ですね。日本とは違うこの遊び心が私をパリスタイルに引き付ける理由です。

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