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　一雨ごとに秋らしくなっていくのを実感できる気候になりましたね。夜もぐっすり眠れてついつい寝過ごしてしまう朝もあるフェアビアンカです。

秋風に吹かれている佇まいの花　われもこう

　平成の初めの頃は、フェアビアンカの住む泉州地方では、田んぼのあぜ道によく咲いていたという吾亦紅（われもこう）。今は田んぼ自体が減ってしまい野生のものはほとんど見かけられなくなってしまいました。

　吾亦紅は、フェアビアンカの好きな初秋によく出回る花の一つです。吾亦紅を使って二種類のブーケを束ねてみました。

　黒みがかった深い赤い色がカワイイを卒業した大人のあなたに似合います。明るいロマンチックなピンクの花と合わせてもシックな感じにしてくれる花ですね。

　こちらは、ピンクのコスモス、チョコレートコスモス、ヒオウギの実、シンフォリカルポス、スモークグラスと合わせて束ねました。吾亦紅の高さをほかの花より高くせず、同じくらいの高さで合わせています。フワッとして秋風が通りぬけていくようなブーケですね。吾亦紅以外の花は、どちらかというと明るいパステル系の色目ですが、吾亦紅の黒みがかった深い赤でぐっと引き締まった表情のブーケになっていますね。

パステル系の色目の花と合わせても

　めずらしく花を頂いたので、それらとも合わせて束ねました。頂いたものなのでピンク、黄、オレンジ、グリーン、ラベンダーと様々な色の花ですが、たまたま色合いがパステル系ものだったので違和感なく出来上がりました。吾亦紅をほかの花よりも少し高く束ねて目立つようにしてヒオウギの実やシンフォリカルポスの丸い実のものともしっくりときますね。

　一年のうちでも8月の終わりから9月のお彼岸頃までしか出会えない花です。コロナウィルス感染拡大防止の緊急事態宣言が発令中でなかなか出かけられない方にも吾亦紅（われもこう）で秋を感じてもらえるといいな。

　フェアビアンカへのお問合せお申し込みはこちらから。