お花と花器の関係,花のある暮らし

4月の花器を使って秋の花を入れました

 フェアビアンカの住む泉州地方では秋といえばだんぢり祭りのシーズンです。岸和田市旧市街地でのお祭りは9月に開催されますが、それ以外の泉州地域山手地区はだいたい10月の第2週目あたりに開催されるようです。

 熊取教室でブログを書いていると鉦や太鼓の音が聞こえてきて、なんとなく血が騒ぐ感じがします。泉州地方で生まれ育った所以ですね。

 

名作と言われている4月の花器

 

 4月の花器は、パリを拠点に活動するtsetse(ツェツェ)アソシエの代表作です。4月の花器に関する詳しいことはこちらのリンクをどうぞご覧くださいませ。

 

 かなり前になりますが、フェアビアンカが初めて4月の花器を見たときは驚きました。

こんな素敵な花器があったのか!

それまでは、花器は一つの器しかないと思い込んでいたので出会ったときには衝撃的でした。

 

秋の和花を入れてみました

 

 

 4月の花器に和の花を入れてみました。4月の花器はチューブがつながっているので一つ一つのチューブの中に花を入れ全体として一つの作品になるように入れています。

 すべてのチューブに花が入らずとも必要なものだけに水を入れ花をいれるとよいです。つながっている金具が曲がるので花を入れてからいろいろな形状にし、変化を楽しめるのもいいですね。

 

 こちらは、緩やかなs字型に置いて花を入れたものです。すべてのチューブに花を入れたわけではありませんが、適度なボリュームもあり秋の花が楽しめますね。

 

 

 

 チューブをつなげている金具をまげて円形にしてみました。先ほどと同じものをただ丸く円形にしただけですが、一つの花器に入れているかのように見えますね。

 

 丸くしたのでチューブの間隔が狭くなり、花が密集しているようになっているので、そういった時にはバランスよく見えるように花材を入れ替えてくださいね。こちらは、萩の花が咲いているところに秋の草花が一緒に咲いているかのように見えますね。

 

 

 

 花器と花のバランスはとても大切です。作品を作るときには、花器を決めるか花材を決めるかこの二つのどちらかを先に決めないと前に進みません。

 ブーケを束ねてもそれを入れるバランスの取れた花器がなければ花を入れられないし、お気に入りの花器があってもそれに似合う花材がなければ花を楽しめない。

 

 花器と花の関係は切っても切れない関係なんですね。

 

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