同じ花材、同じ花器に3パターンで投げ入れ
2024年4月8日3:53 PM カテゴリー:お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし
4月に入って気温も急上昇。
熊取教室前の桜並木も満開でいつものように桜の花を見ながらブログを書いています。
目が疲れたら外の景色を眺めて休憩をしていますが、ずーっと桜をただぼんやりと眺めている自分に気づいたりです。
花の丈を切らずに傾斜体(オブリーク)で入れました
レッスンの花材が少しずつ残ったので花と戯れてみました。
3つのパターンの投げ入れで活けてみました。フェアビアンカは、投げ入れがとても好きです。というのは少しの花材でも豪華に美しく見えるように入れらるから。その上に花のもちもよくて水も換えやすい、傷んだ花材も抜きやすい。
いいこと尽くしの投げ入れですね。
では、まず一番最初に横姿のブーケオブリークを束ねずに投げ入れで入れてみました。
使った花材は、スイートピー、ニゲラ、リューココリーネ、ラナンキュラス2種類、さくら、ツインキャンドル、フリージア、豆の葉。茎がまっすぐの花材がほとんどだったので迷わず一つ目はオブリーク(傾斜)で入れてみました。オブリークで活けるときにイメージしているのは、一輪の大きなカラーの花を作るようにすること。カラーの花をイメージしながら活けると入れやすいですね。
正面ができているように見えますが、反対側から見ても美しいです。今回は、花の高さを徐々に低くして入れていますが、高さはランダムでもいいと思います。
四方見で入れてみました。
花の長さを長く使って四方見で入れてみました。使った花材が頭の軽いものが多かったのでふんわりと春風が通りぬけるように入れました。比較的頭の大きなラナンキュラスは短く足元にリューココリーネやツインキャンドルは高く入れて春風に吹かれるように花材を使っています。
丸い形で花の丈は短めで入れました
こちらは、日数が経っていたんできた花の茎を切った場合の楽しみ方です。やはり、頭の大きい花材は低めにして軽いものは高めに入れるとバランスが取りやすいように思います。
投げ入れは、中心から入れていくのではなく一番外側から入れて茎を交差させ、花を留めていくと入れやすく最後に中心部に花を入れるとよいと思います。花留めを使った場合は別ですが、花を中心から入れてもほかに留めるものがないので花を安定させるのは難しいです。
花を下さったりしてブーケを束ねるには花材が少ないという場合にも投げ入れにしてみるといいですね。
秋の花材での投げ入れはこちらからご覧下さいませ。
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