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秋のブーケを束ねる時に気をつけていること
2022年9月14日10:43 AM カテゴリー:お花に関するワンポイントアドバイス,ブログ,花のある暮らし
秋を感じられる色で束ねる
やっと厳しい残暑が収まり、秋を感じられる気候になってきましたね。お花も暑かった季節よりも長く楽しめるようになりました。
台風一過で朝夕は過ごしやすくなりましたが、日中はまだまだ暑いのでそんな気候の一日でも自宅に帰ると秋の花が迎えてくれると秋は遠くないと感じられるように花を選び、ブーケを束ねています。
こちらは、赤のケイトウをベースに藤袴、吾亦紅(われもこう)、白と赤の複色のダリアを使ってブーケを束ねました。
ダリアの赤と白い色がポイントになって華やかな雰囲気ですね。藤袴は、秋の七草のひとつでつぼみの時はくすんだ赤が、花が開くと白が目に付く花です。グリーンとして使っているのは初雪かづらで白と緑の葉の中に赤色が斑が入っています。初雪かづら、ケイトウ、ダリアの赤がそれぞれの花を引き立て合って秋を感じさせてくれています。
いわゆる秋の花そのもので束ねる
ダリアの代わりに茶系の菊を使って藤袴が目立つように少し高めにブーケを組みました。ダリアの白がないので初雪かづらも入れていません。
茶系の菊が落ち着いた雰囲気を藤袴が柔らかさを出してくれています。これなら、和風のインテリアにもよく合うと思います。白秋という言葉もあり、白を使ってもよいのですが、白い色が入ったダリアを茶系の菊に変えるとより秋の深まった雰囲気を出ますね。菊を使っただけでも秋を感じられますが、茶系という紅葉した色を使うと深まりゆく秋を感じられますね。
合わせる材料によって出来上がったブーケの雰囲気はまるで違いますが、それが花選びの楽しさと難しさでもあります。
明るい色で秋を感じさせるには
明るい色目のお花ですが、すべて秋の花で束ねています。
ケイトウ、シンフォリカルポス、コスモス、雪柳を使っていますが、花器の周りにリンゴを散らして置くとリンゴの赤がややくすんでいるので全体の雰囲気を引き締めてくれますね。明るく鮮やかな色目の花ばかりで束ねたブーケですが、コスモスのオレンジ色が秋を感じさせてくれますね。
コスモスと雪柳の茎の曲線がまるで秋の風に吹かれているようです。
秋を感じさせてくれるぶブーケの花選びと束ね方、参考になりましたでしょうか?色とスタイルで秋を魅せてくださいね。
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