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ポール・ケアホルム展 in 京都に行ってきました。

 お正月を過ぎた途端、フェアビアンカの京都東山教室は底冷えのする日が続いています。教室の中でもソックスの重ね履きが必要なほどの冷たさです。

 

京都東山教室からほど近い建仁寺両足院さんへ足を運んでみました。

 

 フェアビアンカ京都東山教室から歩いて数分にある建仁寺両足院さんで ポール・ケアホルム展が開催されていたので隙間時間を利用して行ってきました。

 本当にすぐそばにある両足院さんですが、近いからすぐ行けると思ってついつい行きそびれてしまいます。

 今回は、フェアビアンカの好きな北欧家具の作品展だったので会期が残り少なくなった昨日行ってみました。入場には、事前予約が必要ですが、余裕があればその場で予約も可能なようです。

 

フェアビアンカは、建仁寺両足院さんには半夏生の花の季節に訪れる機会が多いです。真冬に来るのは初めてかもしれません。冬の枯れたお庭の風景もまた違った見どころがありますね。

 6月の半ばあたりであれば、半夏生が池のほとりにたくさん群生しています。木々の枝ぶりが見られてそれも楽しいです。苔も枯れずにびっしりと生えていて緑が映えています。

 

 

両足院の広い室内の中にゆったりと置かれている家具たち。お寺の広い空間ならではの存在感です。

 

 

 すっきりとしたデザインが和室に溶け込んでいます。フェアビアンカの考えですが、シンプルでモダンなデザインが和室のモダンなデザインとよく合います。使われている素材はもちろん金属も使われてはいますが、余分な装飾をそぎ落とされています。自然な素材の木や布といったものも日本建築に違和感なく溶け込んでいました。

 

 お寺の建具の水平垂直と家具の丸みのあるラインが調和していますね。大きい家具を配置しても広さを感じられる北欧家具ならではの存在感です。

 

 

 

 最後にフェアビアンカがかわいいと感じた床の間の花。竹の花器に水仙、椿、シクラメン、万両が活けられ足元を苔で覆っていました。お庭を小さく圧縮して活けたように感じました。

 

 

 会期は1月19日(日)までです。近くの花見小路の喧騒とは切り離された静けさを楽しんでみるのはいかがでしょうか?