花のある暮らし,記事

紅葉した花材を使って花を入れました。

 一雨ごとに季節が前に進んでいきますね。

 花市場では、北の方から紅葉した花材がたくさん入荷され、花の色目もフェアビアンカの大好きなくすんだ色や紅葉したようなものが増えてきてとても楽しい季節となりました。

 

紅葉した枝物2種類を使ってみました。

 

 まず、一つ目は、紅葉したヒペリカムと紫式部、バラを使って投げ入れです。

 ヒペリカムとバラを同じくらいの長さでいれて、紫式部の細い枝についた実を見せるようにヒペリカムよりもかなり長く入れています。

 背の高い作品を作る場合には、枝物は欠かせない花材です。

 

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 もう一つは、ニシキギ(錦木)を使ってみました。こちらは、3本ほどのニシキギを秋色の瓶に入れただけのものです。枝物は、それだけで線の美しさと葉の色の美しさを楽しめるのでシンプルに瓶に一本入れただけでも十二分に楽しめます。

 

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 こちらは、紫色のトルコキキョウとブーケを束ねたものです。枝の長さを長いものや短いものといくつにも分けて作りブーケに合わせています。枝の表情と葉の紅葉を楽しめる花材ですね。濃厚な紫色も紅葉した葉の色と調和してくどくならない色合わせのブーケです。」

 

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紅葉したキイチゴを使って

 

 私の好きなこっくりとした色のバラウィステリアージュとイルゼブロンズ、シンフォリカルポスの原種(フューシャピンク色の実のもの)、そして 紅葉した木いちごを組み合わせてブーケを束ねてみました。 ほんのりと紅葉した木いちごの葉とこっくりとした深みのある色目の花たちがお互位に引き立て合っていますね。

 

 

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吸水スポンジに挿したコンポジション

 

 もう一つは、一番よく見かけるスタイルかもしれませんが、半球状の ラウンドスタイルを作りました。こちらは、花を吸水スポンジに挿して作っていきます。吸水スポンジに 挿していますが、手で束ねたブーケ同様に秋の風が花と花との間を通り抜けていくように入れています。

 

 先ほどのブーケにグロリオサを足して作っています。グロリオサは、赤と黄色の花なので 色合わせするのが、私には難しいのですが、 紅葉したものと合わせるのであれば しっくりとした組み合わせをすることができますね。

 

花器の下にトレーとクロスを敷くと いっそうお花を引き立ててくれます。

 

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 そして、同じく吸水スポンジに挿したコンポジションですが、こちらは 食卓に置いても使えるように 長方形の器を使って入ました。テーブル花にするときには、食事の時に邪魔にならないように小さめに作ります。高さも会話しやすいようにお互いのあごの位置よりも高くならないようにします。

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 紅葉したグリーンを使うだけで自宅の中でも秋を感じられます。秋の色は、フェアビアンカのカワイイを卒業した大人のあなたに似合う色でもありますね。

 

 本格的な秋がやってきましたね。芸術の秋でもあるのでフェアビアンカと一緒にパリスタイルで花のある暮らしを楽しんでみませんか?

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