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新緑の美しい季節にはたくさんのグリーンを使ってブーケを束ねました。
2021年6月14日10:42 AM カテゴリー:お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし
新緑の美しい季節になり、色々な枝ものやハーブ類等がお花屋さんの店頭に並ぶ季節となりました。
その中から新芽が赤からグリーンへのグラデーションが美しいみずきや茶花にも使われるコバノズイナを使ってブーケを束ねてみました。
グリーンと白のスプレーバラで束ねました。
こちらは、白のスプレーバラ、スモークツリーと 組み合わせて束ねたブーケです。スモークツリーの花の赤みかかった色と同色のみずきの色が 同じグラデーションでしっとりと落ち着いた雰囲気です。花の色合わせでは、グリーンと白の組み合わせはモノトーンになるのでモダンなブーケになりますね。
こちらは、コバノズイナと白いスプレーバラ フェアビアンカを使って束ねたもの。コバノズイナは葉だけではなく、白っぽい花もついているので姫みずきと束ねた時とは雰囲気が全く違っていますね。コバノズイナの動きのある花芽が束ねたブーケに躍動感を与えてくれています。バラもコバノズイナの動きを留めないように長さに差をつけて束ねました。
少しずつ残ったグリーンを組み合わせて束ねました。
少しずつ残ったグリーンを集めてミニブーケを束ねました。こちらは、お花は全く入っていませんが、ダスティミラーの白い葉がまるで花が入っているかのように華やかさを演出しています。グリーンだけを使ってもこんなに美しいブーケを束ねることができました。
これがパリスタイルの特徴の一つでもありますね。花だけでも美しいブーケは束ねられますが、グリーンがあると花とグリーンがお互いに引き立てあうのです。そしてより美しい生命力を感じられるブーケが出来上がるのです。
こちらは、少しずつ残ったグリーンをいくつかの花器に入れてギャザリングしたものです。
コバノズイナ、ソリダコ、房スグリ、緑色の花の美バーナム、トルコキキョウ、スプレーバラを使っています。一つに束ねるのもいいけれど少しずつ一輪挿しのようにいれて楽しむのも面白いですね。花が傷んで来たら、組み合わせを変えて花器に入れて遊んでみるのも楽しいですよ。
グリーンは、花に比べると長持ちするので新緑のこの季節にグリーンを楽しんでみてくださいね。緑色のグラデーションがこんなにもたくさんあるのかと花が気づかせてくれますよ。
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