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紅葉や実のついた枝ものを使って
2022年11月13日10:39 AM カテゴリー:お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし
11月も半ばで紅葉が見られるようになってきました。
フェアビアンカの住む泉州地方も紅葉が進んで教室前の桜の葉もグリーンからオレンジ、茶色のグラデーションがとても美しい季節になりました。
フェアビアンカの好きな枝もの
今回は、フェアビアンカの好きな枝ものを楽しんでみました。今日使ったメインの枝ものはニシキギ。
紅葉した葉や実のついた枝ものはフェアビアンカの大好きな花材の一つです。実のついた枝ものを見ると居ても立ってもいられずついつい手が伸びてしまいます。
植物図鑑によるとニシキギ科ニシキギ属の落葉樹。秋になると葉が鮮やかな赤やオレンジ色に色づきます。葉が紅葉すると同時に赤やオレンジに色づいた実がはじけます。下の写真は、葉だけですが、もう一つ下の写真は色づいた実のついたものとなっています。
紅葉した葉はありませんが、はじけた実だけになったニシキギです。
ニシキギを使って束ねたブーケがこちらです。 濃厚な紫のトルコキキョウと合わせると落ち着いた色目で 紅葉を楽しむことができますね。花と葉の色あいがよく似ているのでしっとりとした落ち着いた色合わせになります。同系色で色を合わせると失敗しにくい組み合わせになりますが、色合い(色調)を合わせるのも大切ですね。たくさんの色が入っていても色合いを合わせておくと美しいと感じられますね。
色々な紅葉した枝ものを使って投げ入れ
枝ものを数種類合わせて使うのも秋ならではの楽しみです。くすんでいるけれどこっくりとした強い色のピンクがかわいいシンフォリカルポスの原種。オレンジや茶色の葉の中にシンフォリの赤がアクセントの役割をしてくれます。
植物図鑑によるとシンフォリカルポスはスイカズラ科シンフォリカルポス属、原産地は北アメリカ、和名は雪晃木(石膏僕)、白玉瓢箪木(白玉ひょうたんぼく)。
こちらが、先ほど紹介したニシキギ、シンフォリカルポスの原種、雪柳、木いちご、ヒペリカムを使って投げ入れにしました。
枝ものだけを使っているので手で束ねると男性に比べると手の小さな女性にとっては難しい花材になってしまいがちなので投げ入れにしてみました。投げ入れは花器に花材をどんどん入れていけるので手の小さな女性にとっては大きな花材でも扱いやすいです。
透明のガラスの花器でも違和感はありませんが、花に合わせて少しくすんだ深みのある色合いの緑色の花器を選びました。深みのある色合いのグリーンが一層落ち着いた秋の雰囲気を出してくれていますね。
花そのものの美しさを活かしていけるのが、パリスタイルの花とフェアビアンカは考えています。どうやって入れたらより美しく見えるかは花に聞くと花が教えてくれますよ。
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