お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし

小さい秋を感じる色の花

 季節外れの雨が続いています。先週末からの豪雨により被災された方にはお見舞い申し上げます。

 

例年なら立秋、お盆を過ぎても暑い日が続き名のみの秋といった気候ですが、降り続く雨に気持ちもどこか湿りがちですが花に触れてみて元気を出しました。地球の歴史を考えるなら1年という時間は、一瞬かもしれませんね。

 

花だけでも小さい秋を感じられるように

 

 花屋さんの店頭に女郎花(おみなえし)を見かけたので早速買い求めました。さて、黄色の女郎花に合わせるものは何にしようかと考えて選んだ花は、ダリア、カーネーション、ケイトウ、雪柳です。

 

 女郎花は秋の七草の一つですが、夏の暑いころには咲きだす花。小さい秋を感じるにはもってこいです。

 女郎花に合わせる花を選んだポイントは、花の色と質感で秋を感じられるものです。

 

 同系色のオレンジ色の花が見つけられなかったのでオレンジがかった赤い色のダリア、赤色でビロードのような質感のケイトウを選びました。グリーンには動きのある枝物雪柳で軽さを出します。

 

 

 

 

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束ねたのがこちらのブーケ。すこしだけくすんだ色目で夏の名残と小さい秋を感じてもらえたでしょうか。

 

 

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ヒマワリも赤みのあるものを使って

 

 夏の花の代表でもあるヒマワリ。 ヒマワリも沢山の種類があり、 黄色だけでなく茶色やレモンイエロー、 お花の大きいものから小さいものまで 色々なものが出回っています。

 

 小さい秋を感じられる色目のものを選びました、こちらの品種はサンリッチマロンというものです。花びらに少し赤みがあるだけで秋を感じられますね。

 

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 同じ花器を二つ使って入れてみました。今回使った花器は、ジュースの瓶です。高さは25cm程度です。これくらい高さがあるとヒマワリの茎の美しさも見せられますね。

 

 まず、花器の高さを考えて手で束ねて組んでみます。 器の高さで長さを合わせてみて茎を切って 留めずにそのまま花器に入れるだけ。

これなら簡単に誰でもできますね。

 

 向日葵は花の頭が重いので 花器がひっくり返らないようにお水を入れてくださいね。 お水の入れすぎには注意してください。茎が傷みやすくなるので できるだけ少なめを心がけてください。

 

 8月もお盆を過ぎると日の入りが早くなり、虫の音も聞こえ出しますね。早く本当の秋が来てほしいですね。

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