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2024 フランスを旅して

5月末から1週間フランスを旅してきました。

5月の末にしては連日の寒い日で薄手のダウンとマフラーが手放せない気候の日が続き、青い空が見えたのはたった1日でした。

 

 

 

今回の旅の第1の目的は、TourにあるVANDA FORMATIONを訪れることでした。

 

 

コロナウィルス感染症感染拡大で数年間訪れられず、昨年やっとVANDA FORMATIONのCeline JouveさんJeanーMichel JOUVEさんご夫妻が訪日されました。

 その際に、今回のTour訪問を約束し、5年越しに訪問が実現しました。

今回の訪問に際しては コーディネーターの梶谷双葉さんにお世話になり、今回の旅が忘れがたいものとなりました。

 

 近年フランスにある花の専門学校が少なくなっています。その中で、数少ない花の専門学校として存在しています。

 学校で学ぶことは、時代遅れで全くおしゃれでないことばかりという方もいらっしゃるようですが、フェアビアンカは、そうは思いません。

 日本のフラワーアレンジメントを見ていると確かに花の美しさを見せることに関しては非常に高いレベルにあると思います。ですが、デザインはテクニックという基礎の上に成り立っているものだと考えます。テクニックなしではデザインはあり得ない。

 特にフェアビアンカのように教えることをメインで花に携わっている者にとっては、テクニックをいかにして言葉で伝えるかが重要です。今回フェアビアンカに必要なブラッシュアップを考えたときに原点に戻ってフラワーアレンジメントを学びたいと感じ、VANDA FORMATIONを訪れたわけです。

 

 

Jouveさんご夫妻に歓迎していただきました。学校の職員や生徒の皆様にもよくしてもらって花に携わる人間同士通じ合うものがありました。

 

シュノンソー城を訪れて

 

Tourは、ロワール川沿いにある町です。ロワール川沿いには今も古城が存在していて、その中でも現在も個人で所有されているシュノンソー城を見学しました。

VANDA FORMATIONの卒業生が、シュノンソー城内を花で装飾しているのでデモンストレーションとアトリエを訪れました。

フローリストのフランソワさんとセリーヌさん。

 この日は、食器メーカーの撮影日で大忙しのフランソワさんでした。食器メーカーのスタッフからの細かい指示通りに小さなテーブルアレンジをあっという間に作ったり、すでに出来上がっている作品を手直ししたりとなんと手早いこと。

 

 

 私が見せてもらった城内に翌日より飾られるフラワーアレンジメント。色合わせがとても美しいピンクをベースにしたグラデーション。これだけの色合いの花を集めるのが大変です。こちらの作品は、説明しながら全く迷うことなくあっという間に出来上がってしまいました。驚きの早さでした。

 

 シュノンソー城内の敷地で育てられた植物と花市場で買い求めた花の両方を使って大きなコンポジションを作っているそうです。特筆すべきは、グラミネ(イネ科の切り花植物の総称)を使うことにより、光が当たると作品がキラキラと輝き色がとても美しく輝き始めます。改めてフラワーアレンジメントを作るうえでグラミネの果たす役割の重要性を実感しました。

 

 

 

 

 忘れえぬ旅となった今回のTour訪問でした。

 Tourを後にして、パリへと向かい、その後帰国しました。パリも刺激的でいいけれどフランスは地方都市で過ごすのもゆったりと時間が流れ、大都市ほどストレスがかかりません。パリもいいけれど地方都市を訪れてフランスらしさを味わうのもお勧めします。