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二つの花器に分けて投げいれでいれました

季節外れの暑さが続く気候で始まった11月でしたが、やっと平年並みに近づいてきましたね。フェアビアンカの大好きな季節がやって来ました。

今月の初めにフランスから花学校の校長先生をされているご夫妻が来日され、心斎橋教室ででmンストレーションをしてくださいました。久しぶりのフランスのフローリストのデモンストレーションで刺激を受けました。

今はテクニックよりもデザインを重視したレッスン内容になっていますが、やっぱり基本となるのはテクニックですね。テクニックがなくては、美しい花をいかしていけることはできませんね。

 

最初は大きい方の花器に入れます

 

 今月の花でご紹介した二つの花器を使った投げ入れの入れ方をお見せします。大小二つの花器を使っています。

 出来上がりは、下の写真のように二つの花器を使って一つの作品として楽しんでいます。

 

 

 

 まずは、大きい方の花器から入れています。大きい花器から入れるのは、作品全体の大きさを決めるためです。

 使った花材は、産直で買った赤い実のもの(名前がわからず申し訳ありません)、フウセントウワタ、コスモス、トルコキキョウ、紅葉ヒペリカムです。

 今回は、花器によって花材を分けずに入れています。まずは、赤い実のものの枝から入れ、フウセントウワタ、紅葉ヒペリカム、トルコキキョウの順番に入れました。

 赤い実のものは、枝もので枝分かれしているので後で入れると入らなくなるので一番最初に入れています。フウセントウワタはフウセンが大きく先に入れないとあとでは入れにくいという理由からです。トルコキキョウ、紅葉ヒペリカムの順に入れています。

 

こちらの一つの花器だけでも十分に楽しめますね。

 

 

 

小さい方の花器にも花を入れました

 

 小さい花器に花を入れるときには、すでに花の入った大きい方の花器を一緒に置いてバランスを見ながら入れていきます。下の写真の小さい花器の花だけを見るとなんとなく物足りないと感じられた方が多いと思います。この時に注意したのは、大きい花器に入っている花の邪魔にならないように、一つの花器に入っているかのように見えるように花を入れています。

 

 

 

枝ものやたくさんの材料があるときには、花器を複数使っていけるのも一つの方法ですね。

 

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