映える写真の取り方エトセトラ,記事

アンダーな写真

暑い日が続いていますね。フェアビアンカは7月の半ばから早くもバテていてのど越しの良いものばかりを食べて胃腸の調子があまりよくありません。

冷房の入った部屋で過ごさざるを得ない暑さなので長袖を着て靴下をはいています。

 

白い花の写真を撮るときに気をつけていること

 

 

『白い花が入っている写真を撮るとそれだけがハレーションを起こしてしまってきれいな写真が撮れません。』という話を時々聞きます。

フェアビアンカが白い花の写真を撮るときに気をつけていることをご紹介しますね。

 

 こちらの写真は、白いバラフェアビアンカを使って束ねた写真です。

 一番下にある大輪のものが白くハレーションを起こして写っていますね。他のものも光が入ってくる方向を向いているものはだいぶ明るく写っていますね。こんなふうに白い花に限らず明るく写りすぎてしまって何が写っているかわからない写真になってしまったことがる方も多いと思います。

 

 

 

 こちらの写真は、同じくフェアビアンカと束ねたブーケの写真です。白い葉なのフェアビアンカが花びらの1枚ずつまでわかる写真に撮れています。一緒に束ねた花材の種類が少し多いですが、使っているグリーン等の花材はほとんど同じです。

 

 何が違うのか?

 

 どちらの写真もフェアビアンカが同じ一眼レフカメラを使って撮ったものです。

 一眼レフカメラを使っていない方にはわかりにくいかもしれませんが、下の写真はやや暗くなるようにカメラの機能を使って撮っています。

 

 フェアビアンカは、一眼レフのマニュアルモード撮影で撮ることが多いです。絞りとシャッタースピードを自身で決めて写真を撮る撮り方です。露出はカメラが自動で決めてくれます。

 こちらの写真のように写真全体が暗めに写るように絞り(F3.2)とシャッタースピード(1/250)ISO400 に設定して撮った写真です。全体を暗く撮ると白いものが白く写りすぎず花びら1枚ずつまできれいに撮れますね。

 

写真全体が暗めですが、花そのものは暗くなってしまわず目で見た色そのままに写真に写っています。

 

 最近は、携帯電話のカメラ機能を使って撮影される方も多いと思います。携帯で撮影される場合は、必ずピントを合わせて写真を暗めに設定すると白とびしない花写真が撮れますね。携帯電話のカメラ機能は設定がとても簡単です。それぞれのお使いのカメラで色々と設定を変えて映える写真を撮ってみて下さいね。

 

フェアビアンカでは、花写真の撮り方のレッスンも開催していますのでお問合せ下さいませ。

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