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実りの秋のイメージ写真
2022年9月24日10:24 AM カテゴリー:映える写真の取り方エトセトラ,花のある暮らし,記事
今年の夏は長く厳しい暑さでうんざりでしたが、ようやく朝夕は過ごしやすく成ましたね。秋の味覚もスーパーの店頭に出回るようになってきました。もう少しで本格的な秋が訪れてくれそうです。
実りの秋のストーリーを感じてもらうには
秋の果物イチジク(無花果)と一緒に秋色の花の写真を撮りました。
実りの秋のイメージで撮りたかったので今が旬のイチジクの果実の色に合わせた写真になりました。
使った素材は、スズバラの実、実のついたビバーナムコンパクター、ダリア、コスモス。
イチジクの実の熟し方が様々なようにビバーナムコンパクターの実の色づきもまだまだ青いものから赤く熟しているものを集めています。おなじみのもので少し色目の違うすずバラの実も入れます。
イチジクの実で最も熟しているものの色に近いダリア。同系色の明るいピンクのコスモスで抜け感を出すだめに使っています。
赤絵の皿、アンティークなフォーク、ナイフ。
イチジクの実の色に合わせた皿の色と皿の雰囲気に合わせたカトラリーを使っています。
俯瞰で撮る
ヒノキの台の上に置いて俯瞰(鳥が上から見下ろして見ているように)撮っています。スマホで撮るには一番撮りやすい構図だとフェアビアンカは思っています。
被写体とカメラのレンズを平行にし、カメラの影が映りこまないように撮るのが映える写真を撮るコツです。
ピントをテーブルの上に置いた花に合わせてシャッターを撮ったのので、ピンクのコスモスがボケて写っています。
コスモスが花器に入れてある状態が写っていなくてもボケて写っているので「花器に入れてあるんだな。」と想像してもらえ、見下ろし感が写真に反映されますね。
下の写真は、同じ被写体を花が写真の中央部に来るように撮りました。花がメインの写真に見えますね。
もう1枚別の構図で撮った写真をご紹介します。こちらは、中央部に皿の上にイチジクとカトラリーがあります。イチジクがメインの写真に見えますね。
同じ被写体でもどこを切り取って撮るかによって伝えたいことが違ってきます。写真を撮ろうとスタイリングしたら構図をいくつも分けて撮っておくと何を伝えたいのかに使い分けができますね。
スタイリングの順番
今回撮った写真のスタイリングの様子です。
- 床に置いた板(下地)の上に皿を二枚置く。
- コスモスを入れた花器を置く。
- 花を置く。
- イチジクを置く。
という順番でスタイリングしています。
実際には、自分が納得するまで置き位置や花の分量を微妙に変えて撮影しています。その際には、必ずレンズを覗きながらの調整になります。
フェアビアンカでは、通常のレッスン時に出来上がった作品を写真に撮ってもらう際に映える写真の撮り方を一緒にお伝えしています。
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