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3月の花のスタイリング

 

 3月になると年度末がやってくる、私自身が会社員だった頃はそれだけでなんだか気ぜわしく憂うつな気分になっていたなと思い出しました。今ではそんなことはすっかり忘れて来るべき新年度のことをワクワクしながら考えるようにしています。

 

3月の花のスタイリング

 

 3月の花はミモザをメインにしたブーケでした。ミモザの日は国連国際女性デーでもあります。ミモザはフワフワとしたカワイイ雰囲気の花ですが、フェアビアンカはあえてすっきりとカッコいい写真が撮りました。関西でいうシュッとした男前な雰囲気の写真です。

 

3月の花

 

スタイリングに使ったオブジェ

 

 使用した花器がモスグリーンの深い緑色でモダンなデザインのものを使ったので一緒に写真に撮るものもカワイイやナチュラルではなく、モダンなものです。

 黒や白の実のモダンなデザインのホント黒のカメラ、花を置いた台も黒と白っぽいグレーのものを使っています。後ろの壁に掛けた額もモノトーン写真で額縁はトキワガマズミの色に近い茶色の木製のものを選びました。

 

カメラの下に置いてある本もモノクロかつアナログカメラの写真集です。どうして唐突にカメラなのかと不思議に感じられた方もいらっしゃるかと思いますが、つながりをつけています。

 

 花写真を撮るときにあると便利な主役の作品に使った花材。今回はミモザ、トキワガマズミ、赤葉アカシアです。ダリアはボリュームが大きいので今回は使いませんでした。

 

 

 

 文字の入っているものを一緒に写真に撮る場合には、文字の天地が逆転しないように配置します。例えば本の題名やカメラメーカー名がさかさまにならないように注意します。今回はカメラのレンズキャップもまっすぐにしていますが、抜け感を出すために少し斜めにしても良かったかなと思いました。

 

実際は、狭い場所で撮っています。

 

 

 写真を見てくださった方からは、こんな狭い場所で撮っているとは思いませんでした。

とご感想をくださいます。

 

 広い場所がなくてもこれくらいの写真なら撮れますよ。今回も花の下に置いている台は60㎝×45cmです。カメラを構えるアングルと構図に注意して何枚も写真を撮り自分の気に入ったものをアップするようにしています。

 

フェアビアンカでは、レッスンで作って下さった作品を写真に撮って頂いています。その際に映える写真を撮るためのワンポイントアドバイスも一緒にお伝えしています。

 

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