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雪柳を使って違った印象のブーケを束ねました
2023年4月6日7:30 AM カテゴリー:お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし,記事
熊取教室の前にある桜の花も散り始めています。桜の花びらが風に吹かれてはらはらと落ちていく様子を見ると寂しい気持ちになってしまうフェアビアンカです。
雪柳の使い方を変えて
4月の花でご紹介したブーケを雪柳の使い方を変えて束ね直してみました。とは言っても全く違った束ね方ではなく高さをだして縦に長く楽しめるスタイルにしただけです。
こちらは、いつも通りにブーケを束ねて一番後ろに雪柳を2本高く立てているかのように束ねたものです。床に直置きできるような場所に置く場合には縦長に束ねるとよいですね。雪柳の枝ぶりが春風に揺らいでいるかのように見えますね。縦の高さを強調しているので他の場所に入れた雪柳はスカビオサやスイートピーとあまり長くなりすぎないように入れています。
使っている花材の色合わせも白と紫というモノトーンなのでスッキリとした雰囲気になっています。色合わせと花のスタイルの組み合わせは大切ですね。
今月の花の写真は、雪柳を横に広がるように束ねたものです。水平に広い空間があるので左右に枝を長く使って枝ぶりの美しさを見えるように束ねます。雪柳がまるで翼のように見えてどこかに飛び立とうとしている姿をイメージして束ねました。高さを出して入れられない場合にも使えるテクニックですね。
今回は雪柳を使って横に広がるスタイルにしていますが、もちろん他の花材でも同じように束ねられます。その場合は、一番外側に来る花材だけを左右に長く入れるのではなく、少しずつ横に張り出すものを長く入れていくとバランスの取れた横広がりのぶーけを束ねられます。
こちらの写真も左右に少しずつですが、長くして最後に雪柳を入れています。
枝ものを使うと花材を長く使えるので広い場所があるときは、思い切って枝の長さを出して束ねるブーケにしても良いですね。
フェアビアンカと一緒に花のある暮らしを始めてみませんか?
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