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12月22日は、令和3年の冬至
2021年12月20日7:55 AM カテゴリー:お花に関するワンポイントアドバイス,特別な日のお花,花のある暮らし
新しい年を迎えるにあたり、よいことがどんどんやってくると気持ちを切り替える日
フェアビアンカは、毎年、冬至の日に1年の振り返り、来年1年の目標設定をする日と決めています。 令和3年は、12月22日が冬至です。別名「一陽来復の日」ともいわれます。
以下は、冬至について書かれていた説明を私なりに編集してご紹介します。
一年で一番お昼間の時間の短い日です。「日短きこと至る(きわまる)」という意味とのこと。一陽来復は中国の「易経」に出てくる言葉で衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくるというわけです。
ですから、この1年を振り返り、また、新しい1年の目標設定をしています。
会社員時代は、3月末になると振り返りと来年度の目標設定を上司から言われるので毎年同じ内容で書いて提出していました。
「毎年、同じことしか書くことないのになぁ。」と思いつつ同じことを書き続けていました。それだけ自分の仕事に対するビジョンがなかったのですね。目標にする人も見つけられなかった時代でしたね。
さて、昔の話はこれくらいにして、新しい年が始まるという意味以外にも悪いことが続いた後によいことに向かうという意味もあります。今年も、昨年に引き続きコロナウィルス感染症で世界中が停滞し、下向きな1年でした。「今日の日を境にこれからどんどんいいことがやってくる」と気持ちを切り替えて新しい年を迎えたいです。私は今日のこの日を気持ちを切り替えるきっかけの日にしています。
私なりの冬至の日の暮らしの花を考えてみました。
冬至には欠かすことができないゆず、「ん」のつくものを食べると「運」がつくとされているのでかぼちゃ(なんきん)のオブジェと一緒に一輪挿しに「ん」のつく花を入れてみました。
入れた花は、「葉ボタン」、「すいせん」。「ん」のつく花はほかにもいろいろありますが、私が数日前にお花屋さんで見かけた「ん」のつく花がこちらのふたつでした。水仙は白と黄色の二色を使い葉ボタンは無駄な葉は落として入れています。どちらもお正月にも飾れる花なので元気であればそのまま飾ってください。
冬至の日に食べるものに小豆があります。
小豆の赤には邪気などを払うと考えられ、人々は太陽が力尽きる冬至の日に小豆を食べて悪い気を払い翌日からよい気を呼び込もうとしたそうです。小豆から作られたあんこのものを食べて邪気を払い、よい気を呼び込もうと最中を頂きます。
南天は、「難を転ず。」とも言われて冬至の別名「一陽来復」にピッタリの花。「ん」もついていますね。
「運」がつくようにと願いをこめて、今日を境にいいことがやってくるという気持ちを切り替えてあと10日ほどの2021年を過ごしたいと思います。クリスマスが過ぎればお正月レッスンが始まるフェアビアンカですが、残り少ない日々を無事に過ごせるようにと願い千秋楽を迎えたいです。
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