花のある暮らし,記事

二種類の柳を使ってブーケと投げ入れで楽しんでみました。

2月も半ばになろうとしているのに数年に一度しかないほどの大寒波の襲来です。

京都東山教室も雪が積もりました。雪が積もると家の中が冷えてしまいとにかく寒い。狭い庭も雪化粧でした。

 

あずき柳を使ってブーケを束ねました。

 

 今の季節は、花市場には花枝ものが出回る頃です。フェアビアンカの好きな動きのある枝ものの雪柳とモフモフとした小さな花がたくさん咲く小豆柳(あずきやなぎ)を使って投げ入れとブーケで楽しんでいました。

枝ものを1本だけ入れて枝ぶりを楽しむのもよいけれど数本入れてブーケや投げ入れで楽しむのもよいものですよ。

 

 まずは、小豆柳とスプレーストックだけを使って束ねたブーケです。

 どちらも竹の長い花材なので長さを活かしてやや大きめのブーケを束ねました。グリーンは何も使っていないのでスプレーストックの葉をほとんど外していません。

 

 

 小豆柳の枝ぶりをよくみてどの向きに入れるとバランスの取れた表情になるかを考えます。今回は、ブーケの中心にストックを配置し、そこから放射線状に流れていくように束ねています。

 花の量(スプレーストック3本、小豆柳4本)はあまり多くありませんが、大きく見えますね。

 

 

雪柳を使って投げ入れで

 

 こちらは雪柳を使って投げ入れにしてみました。雪柳は、動きがあって作品に表情を作りやすい花材です。

 ブーケにして束ねるよりも投げ入れにしてゴージャスに自由に行けるほうが楽しいと考えました。

 

 雪柳5本とあとはレッスンで使った残りの花材を寄せ集めました。春の花と一緒に踊っているようですね。

 こちらは、最初に雪柳でアウトラインを作ってからほかの花材を入れています。雪柳の枝が花留めの役割もしてくれているのでとても入れやすいです。

 

 

 

二種類の柳を一緒に使ってブーケを束ねました。

 

 

 雪柳と小豆柳を一緒に使って束ねてみました。雪柳は空気感を出すために小豆柳はほかの花材と同じように使っています。

 このブーケの間をティンカーベルになって飛び回ってみたい!と思ってしまいました。

 

 

これからもどんどんいろいろな枝ものが出回るシーズンなので楽しんでくださいね。

 

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