今月(2022年10月)の花

　もう待ちぼうけかもしれないと感じ始めていた秋。やっと空も羊雲が見られるようになり、空が高くなったように感じます。

　フェアビアンカの住む泉州地方は関西空港が近いのでひこうき雲がよく見えます。多いときでは、同時に3，4本のひこうき雲も。コロナで自粛期間中は飛行機の便数も少なかったせいかひこうき雲を見ることさえあまりなかったように思います。

今月のブーケを解体。

　今月のブーケは、左から　吾亦紅(われもこう)、トルコキキョウ、雪柳、ネリネを使って小さなブーケを束ねています。

　花の本数が少ないのでそれほど大きなものは束ねられません。まずは、ネトワイエ(ブーケを束ねるための準備で不要な葉を落とし、そうじすること)します。

　それが済んだら茎がスパイラルになるように束ねます。今日のブーケは、吾亦紅が秋風に吹かれているかのように束ねたいので他の花より少し長めにします。すべての花を束ねたら麻ひもで留めます。

　麻ひもをぐるぐると巻いて最後に緩まないようにしっかりと締めます。茎を花器の大きさに合うように切って完成です。この時茎は斜めに切ります。そうすると茎の断面が大きくなりより水を吸い上げやすくなりますね。

　完成したブーケの写真がこちら。

　雪柳の枝の曲線と吾亦紅の花の秋風に揺られている感じが伝えられているでしょうか?

フェアビアンカのパリスタイルのブーケを一緒に束ねてみませんか?

カワイイを卒業した大人に似合う花合わせのブーケ。

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