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ミモザにも種類があります。

この季節になると手に取ってしまうミモザの花

 もうすぐ3月8日。ミモザの日ですね。 お花屋さんを覗いてみるとミモザが何種類か入っていました。毎年、ぐんぐん人気が出てミモザの日の前になると奪い合いになるほど人気のある花、ミモザ。

 こちらは、国産でパープレア(紫葉アカシア)という種類です。 葉が紫がかっていてニュアンスがありますね。 私は紫色が好きなのでこちらの品種が好みです。 グリーンとしてブーケやアレンジメントに使うのにはこちらの方が向いているように思います。まだつぼみが固くて花粉が飛ばないので私にはもってこいの花材です。

 国産のミモザは、花市場でアカシアとして取引されています。黄色の丸いフワフワとした花は輸入物と同じですが、花のつき方や葉の大きさや形が少し違いますね。

 葉の色が、赤みがかったもの黄みがかったもの、それから一番よく見かける銀色もあります。それらは単純に赤葉アカシア、黄葉アカシア、銀葉アカシアとして売られています。

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輸入物は、花も葉も大きい

 こちらは、イタリアから輸入されたもの。 国産のものに比べると丈が短めで売られています。 葉のつき方、形も国産のミモザアカシアと言われるものとは明らかに違います。

 お花が丸くて国産のものに比べると大きめです。 黄色のまるまるとしてフワッとした感じがとてもかわいいですね。

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  お花をメインで使う場合は、輸入物の品種が良いと思います。 使い方によってどちらを選ぶか考えてお買い求めくださいね。

二種類のミモザで束ねたスワッグ

赤葉と輸入物のミモザでスワッグを組みました。

 

 同じ花ですが、葉や花の色が微妙に違うだけですが、別の花で組んだスワッグのように見えますね。赤葉アカシアの花はまだ咲いておらずつぼみの状態ですが、花も赤みがかっているのでスワッグに黄色のグラデーションができてニュアンスが出ますね。

 

 フェアビアンカは、ミモザの花のまん丸くてフワフワとした表情がとても好きです。赤、黄、紫のアカシアのニュアンスのある色目にも惹かれますね。どちらかというと花よりも葉の色のニュアンスが好きでミモザを使う方が多いような気はします。

 

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