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　立春は過ぎましたが、厳しい寒さが続いています。 お花屋さんには、春のお花がたくさん並んでいてその中でも代表的なお花がチューリップです。

　まずは、オーソドックスに曲線を見せるように束ねてみました。すべてのチューリップが同じ流れになるように束ねています。花が同じ方向を向いていると花の顔がとても美しく見えますね。

　こちらは、同じ形で高さの違う花器にチューリップの茎の曲線を見せるように入れました。花の茎の流れは一本ずつの花がダンスしているかのように見えるように。花の差がさも色々にして自由にあちらこちらを向くように入れています。

　翌朝起きてみるとピントまっすぐに伸びてしまっていました。これはこれで茎の直線の美しさを楽しめますね。

チューリップは光の方向に向いて伸びていく生命力の強い花です。ブーケ等で束ねても一夜明けるとチューリップの好きな方向に向いてしまっています。それはそれで面白くていいですよね。