お花に関するワンポイントアドバイス,

花は笑顔になれる特効薬

令和1年もあと10日足らずとなりました。
色々と今年1年間でお花について考えてきたことをまとめてみました。

私にしては珍しく長文ですが、お付き合いくださいね。
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ホテルや百貨店に立ち寄ると、要所要所にお花が飾られていますね。じっと眺める方、待ち合わせの目印に使われる方、意識をする・しないにかかわらず「お花」のある空間でそれぞれの時間を過ごされています。

花は、生きる上で絶対に必要なものではありませんよね。でも「花が嫌い」という人は、いないのではないでしょうか。怖い顔で花を眺めている人は、あなたも見たことがないと思います。

花は、笑顔になれる特効薬。

ちょっと落ち込んで帰宅した日も、玄関に飾ってある花を「きれいだな」と感じたら、昼間に起きた会社での嫌なことも忘れて笑顔になれた経験…お持ちではないでしょうか?

お花は、玄関に飾れば暮らしにやわらぎや安心を与えてくれますし、食卓に飾れば食事の場を引き立てる、最高のアシスタントにもなってくれます。

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フラワーアレンジメントには、ニューヨークスタイル、オランダスタイル、イギリススタイル…とさまざまなスタイルがありますが、私が提案しているのは「パリスタイル」のフラワーアレンジメントです。

パリスタイルのよさは、花そのものの美しさを存分に引き出せること。そこにお花の色、形、質感などがうまく組み合わされば、その存在が空間を彩り、人によい影響を与えてくれるのです。

もちろん、同じパリスタイルであっても、花を扱う人によってテイストは変わります。私はどちらかというとシックで、くすんだ色彩の花たちをアレンジするのが好きです。お花は人の感覚に訴えるものですから、自分に一番しっくりくる「それぞれのパリスタイル」を見つけていただきたいと思っています。