お花に関するワンポイントアドバイス

1種類の枝ものをいける楽しみ方

こんにちは、9月も半ばを過ぎ彼岸に入りましたがお盆の頃の暑さの気候のように感じますね。

暑さの疲れが蓄積され、フェアビアンカはもう一度夏休み、秋休み?が欲しいくらいです。エアコンなしにぐっすり眠れる日が早く訪れてほしいですね。

枝ものを1本で楽しんでみる

秋になると実のついた枝ものが出回るようになります。枝ものは1本でもカッコよくて映えるから入れてみたいけど難しくて思った通りには入ってくれない。と質問を受けることがあります。

確かに丈の長い枝ものを1本で入れるとそれだけで部屋の中がピリッと引き締まったように感じられますね。

こちらは、春先に出回る桜です。桜は丈の長い枝ぶりの良いものが出回りますのでまっすぐにスッと伸びているような枝ぶりのものは、花器の高さに合わせて枝の長さを調整して花器に入れるよいですね。

枝ものは、重いものが多いので花器が転倒しないようにお水の量を貯制してください。しっかりと重みのあるものを花器に使うことをおすすめします。

枝ものの切り分け方

今回は、実のついた枝ものの捌き方をご紹介します。
材料は、花ナス、トマトの様に見えますがナスです、食べられません。
花器の高さに合わせて枝ものを捌いていきます、花器の高さより低いところについている実は原則として切り落とします。同じく花器の高さより低い部分で枝分かれしている枝も切り離します。

実は、水に浸かると腐ってしまうので水に浸かるのは避けたほうが無難です。

枝を捌いてからいれると短くいれられるのであまり広くないスペースのところでも置けますね。

まずは、1本花器の高さの1~2倍の枝を1本入れます。花器の口の部分と花器の底の2点で枝を留めるように入れると留まってくれますね。クルクルと動く場合は、バランスが悪いと考えられるので枝の長さや実の量を変えて留まるようにします。

花器の高さに合わせて入れて実のものが花器の口に垂れ下がるように入れます。そうすると花器の口の空間が見えないので美しく見えます。

これから季節が進むと種類も量も沢山出回るようになる枝もの。長持ちするので楽しんでみて下さいね。

フェアビアンカでは、メイン花材に枝ものを使って男前な花を入れる花男子コースのレッスンも受けて頂けます。性別にかかわらずどなたでも受講して頂けますのでご興味のある方はこちらからお問合せお願いいたします。