お花に関するワンポイントアドバイス,花のある暮らし

ブーケの最終着地点は?

日に日に暑さが増してきて、梅雨入りまでが近くなってきたなと感じられる気候になってきましたね。

 

 花も長持ちはしない季節がやってきましたが、せっかくの花なので最後まで花を楽しめる方法をご紹介します。

 

徐々に長さを短くして楽しみましょう

 

 こちらはたくさんのグリーンとトルコキキョウで束ねたブーケです。さわやかな風が通り抜けていくような涼しげでずっと眺めていたいブーケですね。花はトルコキキョウの実でたくさんのグリーンと組み合わされています。

 

 

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 どうしても花の方が先に傷みやすく水に浸かっている茎の部分から腐ってきます。花だけを取り除いてグリーンだけで再度ブーケを束ねました。先ほどの束ねられたブーケをほどいて花や傷んでいるグリーンを取り除き束ね直しました。もちろんグリーンも水に浸かっていた傷んでいる部分は切り落とすので丈は短く小さいものになっています。

 

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トルコキキョウは、茎が傷んでいたので茎を短く切り、一輪挿しに入れました。花がたくさんあったので一つの花器に花を一輪ずつと木いちごの葉をセットにして入れると束ねているブーケとは違う涼しさと爽やかさを感じられますね。

 

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花の種類ごとに分けてブーケを束ね直すと

 
 こちらは長さを短くして傷んだものを除いて小ぶりなサイズで束ねています。

 同じ種類の花だけを選んで束ね直しています。二つを別々の器に入れて置いてみると大きめの一つの花束と同じようにおしゃれな表情に。もしあれば同じ形の違うサイズの花器に入れると統一感が出ますよ。

 大きい花束をプレゼントされて入る花器がない場合にも二つに分けて束ね直して入れるとよいですね。

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 上の写真のブーケを傷んだものを取り除き茎を短くして残った花だけでフルート型のグラスに入れました。多くのグリーンベルがまだ元気だったので集めてラナンキュラスと組み合わせています。

入れる花器によって雰囲気は随分と変わりますが、同じ花の種類だけを入れてみるのも違った雰囲気で楽しめますね。

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このようにして傷んだ部分を少しずつお掃除していくと最後の一輪までお花を楽しむことができますよ。

フェアビアンカのブーケの最終着地点は、丈を短くし、量が減って最後の一輪まで楽しんでいます。

 

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